ボンゴレビアンコとは、イタリア語で、ボンゴレ(vongole)は”アサリ”、ビアンコ(bianco)は”白”という意味。
アサリを使ったパスタで、見た目も白いことからこう呼ばれています。
あなたも一度は聞いたこと・食べたことがあるのではないでしょうか?
今回は、アサリの旨味がぎゅーっとつまったとてもおいしい『ボンゴレビアンコ』の作り方です!
レシピのポイントとコツはたったの2つ。
どれもちょっとしたことですがとても大事です。
1.パスタをゆでるお湯の塩の量をしっかり守る(1%)
2.アサリの出汁と一緒にパスタを煮る
この2つさえ守れば失敗せずにおいしくできます。
思ったよりも簡単にできるので、ぜひ作ってみてください!
材料(1人分)
- スパゲティ 80g
- 砂抜きアサリ 250g〜(お好みの量)
- 白ワイン 1カップ(200cc)
※日本酒で代用可 - 水 100cc
- オリーブオイル 30g
- にんにく 1片
- 唐辛子 1本
塩分濃度は控えめの1%です。
(例)2リットルのお湯 → 塩20g
アサリからも塩分が出ます。しょっぱくなりすぎないためにも、塩分濃度はしっかり量りましょう。
※ご家庭に白ワインは無いかもしれませんが、「コク出し・臭み消し」にとても最適です。ぜひ白ワインで作ってみてくださいね!
作り方
①オリーブオイルに香りをつける
- フライパンが冷えた状態でオリーブオイル(30g)と、みじん切りのにんにく、タネをとった唐辛子を入れる。
- 沸いてくるまで強火。沸いてきたら弱火にして、にんにくが茶色くなり始めるまでじっくりと。
②アサリを蒸す(強火)
- 砂抜きしたアサリを入れる。
- 白ワイン(もしくは日本酒)と水を入れる。
- 強火にして、フタをしながら2分程蒸します。
③アサリが開いたら取り出す
- アサリが開いたら一度取り出します。
- 取り出したらパスタを入れるまで火を消しておきます。
取り出すことでアサリが縮んで硬くなるのを防げます。
④パスタをゆでる
袋の表記時間よりも「約2分」短めにゆでます。
※7分ゆでのパスタなら5分です。
⑤アサリの出し汁でパスタを煮る
- 2分短くゆでたパスタを入れる。
- 混ぜながら中火で煮ていきます。
- 水分が少し残るくらいになったらOK。
この時点で味見をします。塩気が足りなければ塩、濃ければ水を足します。
アサリを入れる量(今回は250g)でも塩分が変わってくるので注意です。
一緒に煮ることでパスタにアサリの出汁が染み込んでとてもおいしくなります。
そして、自然に乳化してソースも一緒に出来上がります。
⑥アサリを入れて和える
- 取り出したアサリを戻す。
- アサリを温めながら軽く和える。
ガシャガシャやりすぎるとアサリの殻が割れるので注意です。
⑦盛り付けて完成
お好みでパセリ(イタリアンパセリ)、オリーブオイルかけてもOKです。
アサリの出汁がおいしいボンゴレビアンコの完成です!
ポイント・アレンジ
シンプルな料理だからこそ、それぞれのポイントをしっかり押さえて作ることがとても大事。
それでは今回のポイントのおさらいです。
アレンジはいろんな料理にすることができます。
パスタを入れなければ「アサリの白ワイン蒸し(酒蒸し)」です!
ボンゴレビアンコにトマトソースを入れれば「ボンゴレロッソ」、ペスト(ジェノベーゼソース)を入れれば「ボンゴレジェノベーゼ」になります。
どれもおいしい料理なので、ぜひ基本の『ボンゴレビアンコ』を作ってみてくださいね!
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