パスタの中でも人気の高い「ペペロンチーノ 」。
シンプルだけど奥が深いと言われ、簡単なようで意外と難しいパスタでもあります。
「ペペロンチーノをおいしく作りたい!」
と思っている方も多いはず。
ぺぺロンチーノは、パスタ料理の中で基本といわれています。
これが上手にできれば、どのパスタ料理も格段においしくなります。
ぜひ挑戦して作ってみて下さい!
レシピに入る前に絶対に守って欲しい注意点から説明します。 しばしお付き合い下さい!
乳化よりも大事なこと
ペペロンチーノの作り方をググってみると、「乳化」という文字がたくさん出てきます。
確かに乳化も大事だと思いますが、乳化よりも大事なこと…それは
「パスタをゆでるお湯にしっかり塩分をつける」
これが一番大事なことだと個人的に思っています。
これを守らないと、仮に乳化がうまくいってもパスタ自体に塩分が無くて味気ないものになります。
多い失敗の1つが「味がしない」ということではないでしょうか?
その原因が、ゆでるお湯に塩分が少ないから味のないペペロンチーノになるんです。
しっかり測る!
材料がシンプルでごまかしが利かないペペロンチーノだからこそしっかり測ることが大事!
しっかり測って欲しい点は2つです。
- ゆでるお湯に対して入れる塩の分量
- オリーブオイルの分量
塩味の強さはお好みですが、どうしても失敗する場合はレシピの分量通りに作ってみて下さい。
その後に、お好みの味になるように塩分などを調整して下さいね。
材料(1人前)
☆お湯 1.8リットル(任意の量)
☆塩 27グラム(お湯に対して1.5%)
スパゲティ 100g
オリーブオイル 20g
にんにく 1片
唐辛子 1つ
黒こしょう 少々
・ゆでるお湯の量は任意ですが、1リットル以上がおすすめ。※鍋の大きさと相談して下さい。
・今回は1.8リットルのお湯なので、1.5%の塩だと「27g」になります。
※1.5%の塩は「味噌汁と同じか、ちょっとしょっぱい」を目安にして下さい。
作り方
①パスタをゆでる
沸騰したお湯に分量の塩を入れる。
ゆで時間は、表示時間より1分短めに(今回は8分)ゆでます。
ゆで方はそんなにこだわらず、普通でいいと思います!
ゆで時間内にソースを作れない場合、先にソースを作っておくのが失敗がなくて安心です。
②ソース作り
ペペロンチーノの作り方で大事とされているソース作り。
中でも「乳化」という言葉がよく出てきますね!
個人的には乳化はそれほど大事ではないと思っています。
大事なのはゆで汁の塩分です。乳化したソースに味が付いてなければ、結局は味がないパスタに・・・。
にんにく・唐辛子を切る
にんにくの切り方はお好みで大丈夫です。
大きければ具材になりますし、香りも若干控えめになります。
細かく切れば香りがオリーブオイルに強く移ります。
オイル・にんにく・唐辛子を入れる〜乳化まで
①必ずフライパンが冷めた状態で。ふつふつするまで中〜強火。
②ふつふつしたら極弱〜弱火。焦げないようにゆっくり火を通す。
③にんにくがキツネ色になったらゆで汁を入れてよく混ぜる(乳化)。
辛さの調整は、唐辛子の入れるタイミングで決まります。
②で入れると辛さが弱め、③の直前で香りがつく程度です。
ゆで汁は、オリーブオイルと同量(今回は20g)か少し多いくらいで。
2倍以上の量を入れなければ失敗しにくいです。
フライパンをゆすりながら混ぜるのですが、難しければ画像のようにフライパンを傾けて、おたまでガシャガシャすれば簡単です。
③ゆで上がったらよく和える
ゆで上がったらよく和えます。
乳化したソースが流れ出なくなるまで和えたら、黒こしょうを振って軽く和えて完成です。
ポイント・まとめ
どのレシピでもそうですが、上手にできないほど「分量をしっかり測る」のが大事です。
特にお湯の量に対して、約1%の塩というのは最初はビックリする量かもしれません。
「1%ってだいたいこれくらいでしょ!」
「しょっぱくなったら困る!」
というような感じで、ついつい少なめになってしまい、おいしくないぺぺになりがちなんです。
慣れればすごくかんたんです
長々と書いてきましたが、伝えたかった点は2つ。
- 慣れないうちは分量(特に塩)はしっかり測る
- ゆでるお湯でペペロンチーノの味が決まる
ポイントさえしっかり押さえればすごくかんたんです。
文章で伝えてるので長くなりましたが、工程自体はすごく単純です!
『ゆでる→にんにくオイル作る→乳化→和える』ですから。
最初からうまくいかないのは当然。
まずはしっかり測って、そこからあなたの好みに味付けしていけばいいのです!
ペペをクリアして、いろんなパスタをおいしくしましょー!
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