今回は、パスタ料理には欠かせないトマトソース『サルサ・ポモドーロ』のレシピを紹介します。
作り方もすっごく簡単ですし、冷凍して保存もできるのでぜひ作って欲しいトマトソース。
トマトベースのパスタを作る際、市販のトマト缶をそのまま使うのもいいですが、これを使えばよりおいしくて本格的な味になります!
ペペロンチーノと並ぶほど定番なパスタ料理「ポモドーロ」、そのベースとなる基本のソースがこの『サルサ・ポモドーロ』です。
材料も少なく手順もすごい簡単なのでぜひ作ってみてください!
材料(5回分)
- ホールトマト缶 2缶
- オリーブオイル 60g
- にんにく 1片
- 玉ねぎ ½個
- ローリエ 1枚(無くてもOK)
- 塩 3〜5g(お好み)
※にんにく・玉ねぎはみじん切り。
煮詰め具合にもよりますが、80gで5個分くらいできます。
塩5gにするとかなりしょっぱくなります。少なめに入れて味をみながら調整して下さい。 いろんなパスタに応用できるので、お好みの塩加減で味付けをして下さい。
作り方
①鍋にオイルとにんにくを入れる
火をつける前(冷えた状態)にオリーブオイルとみじん切りをしたニンニクを入れます。
泡がふつふつと沸いてくるまでは強火、沸いたら極弱〜弱火に落としてじっくりと。
②オイルに香りをつける
にんにくが茶色く色づいてきたら玉ねぎを入れるサインです。
最初から強火でやると、にんにくが焦げて「苦味・不味さ」が出てきます。 極弱〜弱火でじっくり火を通すことで、おいしいにんにくオイルができあがります。
③玉ねぎを入れる
みじん切りにした玉ねぎを入れます。(中火)
炒める時間は、お好みの出来上がりによって調節してください。
・玉ねぎの食感を残すのであれば軽く炒める程度(1分)
・玉ねぎの甘さを出すならじっくり炒める(5分)
分量外の塩を入れるのは、玉ねぎの旨味と甘さを引き出すためです。
味付けではないのでひとつまみもあれば十分です。
④トマト缶を入れる
トマト缶を全部入れて、トマトをつぶしながら煮込みます。(弱火〜中火)
泡がボコボコ(沸騰)しない程度の火加減(ポコッ…ポコッくらい)がちょうど良いと思います。
15分くらい煮込んだら、分量の塩(3〜5g)とローリエを入れます。
5gだとしょっぱくなり過ぎるかもしれないので、ちょっとずつ入れていくのがオススメ。
ローリエ入れると香りが良くなるのでぜひ入れてみてください。 今回使ったのは、「S&B ローレル」。180円くらいで売っています。
⑤煮詰める
今回は、トマトの酸味が強かったので長めに煮詰めました。(15分くらい)
煮詰める時間によって、トマトの酸味と甘味をある程度調整できます。
「ある程度」というのは、煮詰めて甘味と酸味を調整していますが、完全に味を変えることはできません。 トマト缶の種類によって甘味・酸味が全然違うので、好きな味のトマト缶を見つけるのが吉。
私はまだ見つけられていません…(´;ω;`)
⑥ローリエを取り出して完成
煮詰め終わったら完成です。
出来上がったらローリエは必ず取り出します。そのままにしていると苦味が出てきます。
そのまますぐ調理に使ってもいいですし、冷凍しておけば保存が利きます。
小分けにして冷凍保存
およそ80〜100gの量に小分けにし、ジップロックに入れて冷凍保存。
一回分の量に分けておけば非常に便利です!
10日は持ちますが、なるべく早めに使い切るようにします。
ポイント・アレンジ
この『サルサ・ポモドーロ』を使った料理をする際、出来上がりのしょっぱさ加減でパスタをゆでるお湯の塩分濃度が決まります。
「サルサ・ポモドーロ」をしょっぱめに作ったなら、パスタをゆでるお湯の塩加減を減らすなどの調整をしないと、とてもしょっぱいパスタになってしまいます。
※ペペロンチーノ以外では、ゆでるお湯の塩分濃度を1%にしていれば事故は防げるかな…。
幅広い料理に使える万能ソース!
ひき肉を入れれば「ミートソース」、唐辛子を入れれば「アラビアータ」、魚介を入れれば「ペスカトーレ」など、本当になんでも使えます。
作っておけば何かと便利で、とってもおいしいトマトソース『サルサ・ポモドーロ』。
冷凍保存もできるので、いろいろな料理に使ってみてくださいー!
今後紹介するトマトベースのパスタは、この「サルサ・ポモドーロ」を使います。 ない場合は、市販のトマト缶で大丈夫ですよー!
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